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輪廻転生の秘密 ―再生・カルマとそれを越える道―

¥ 1,430 (税込)

カルマの実相を分かりやすく説明。
カルマ(因縁)が実際に動いたとき、それから逃げないで素直に受け入れていくことの大切さを説く。
そのうえで、個人のカルマ、夫婦、家、土地、国と民族のカルマ等について解き明かし、最後に「業論」の解説を行い、人間存在の形而上的実相を説き、諸宗教の普遍的根底を明らかにする。

B6判並製 210頁

本体価格:1300円

ISBN:978-4-87960-024-0

商品カテゴリー: Product ID: 1402

説明


―前略-
 インドの聖典”ヴェーダ”の一つによると、シバ神はヨーガ行法を始めてつくリ、弟子であるパルバティ神に教えたと云います。
 そのヨーガ行法のうちのアーサナ、ムドラ、バンドハは何と八百四十万種類もあったそうです。この八百四十万の一つ一つが人間を原人の状態から進化させ、最終的には一切のカルマから解き放って、我(シバ神、最高神)と一つになること、つまり自由自在な境地に至る過程であり、その八百四十万種類の一つ一つが一つの生涯に当ると教えられたそうです。この教えには、人間は最後には最高神、絶対者の境に進化しうるという事と同時に、少くとも八百四十万回は生まれ変り死に変って輪廻転生しなければならない、という事が含まれています。
 輪廻転生する限りには、死後も個人の霊魂が存続してゆくことを意味します。死んだ人間は霊魂として存続し、再び生まれ変ってこの世で修行し、これを八百四十万回くり返して次第に進化し、遂に絶対の境、輪廻転生を越えた自由な、一切智を具えた境地に達しうるというヒンズーの教えは、数千年に渡るヨーガ行による体験的な人間存在への理解に基づき、科学とは違った方法により、人間存在の本質的進化を教えてくれます。
 私は三十年あまりの短いヨーガ修行によってではありますが、輪廻転生と人間の進化と堕落とを体験的に知りました。又、科学的超心理学の研究によって、人間以上の存在の世界があり、人間はヨーガ行によってその世界に達しうること、そして進化の過程には正確な道順が身体にも心にもあることを確かめました。
 この頃私が思うことは、これからの人類にとって最も必要なこと、それは豊かな物質的な生活による満足でなく、霊的に進化をすることであるということです。これは宇宙の歴史、人類の歴史、そして宗教的体験の事実が指し示していると思います。
 霊的進化にとって最も肝要なことは、まずカルマ、つまり因果の法則に従って、あの世とこの世の間を繰り返して輪廻転生する人間の実態をよく知ることです。次に超作や瞑想あるいは祈りによって、如何にしてこの因果の鎖を断ち切り、カルマを超えた世界、悟りの世界に達しうるかを会得することです。
 本書では以上のことを、玉光神社での五十年に及ぶ体験に基づいて、実例を示しつつ解りやすく説明してみました。

はじめに

序章

現実の奥にカルマがある
カルマによる病気と憑依
カルマは自分で解かねばならない
カルマを解く近道

第一章 個人のカルマ

アストラルの下界・中有の世界
アストラルの上界
この世は道場
人間に生まれたことを感謝
水子の霊
前生から今生ヘ
感情
想念
とらわれの心

第二章 種々のカルマ

はじめに
一、赤縄(夫婦)のカルマ

逆縁の両親のこと
結びつきの原点
性別は重要でない
無垢の魂で結ばれた夫婦
カルマの塊りの中での夫婦
 イ、逆縁  ロ、順縁
物の世界で結びついた夫婦
神様の取り成しによる夫婦
夫婦和合して成らざる事なし

二、家のカルマ

親子
先祖の因縁
家にまつわる魂の輪廻

三、土地のカルマ

頼朝の旗上げにまつわる因縁
事故や精神病の起りやすい土地の話

四、国と民族のカルマ

国のカルマ
民族の魂

五、自然のカルマ

インドの巨樹の因縁
水にまつわる話
宇宙、地球そして魂の進化

第三章 業 論

英国の将校からインド人へ
転生は実在する
縁・再生の条件
霊界も表業の世界
アラヤ識に種子として蓄えられない行為はあるか
原因心身の世界
カルマの世界
自力から他カヘ
超作
無漏の業
まとめ
質疑応答

第四章 インド宗教におけるカルマ論の変遷とその考察

ヴェーダの時代
ブラーフマナの時代
ウパニシャッドの時代
ジーヴァ
刹那滅と因果論
宿命論と因果論
無我説と因果論

むすび

宗教も進化する


自分の知りたかったことがズバリ、この本の中に書いてありました。出会えてよかったです。(江戸川区 N・Mさん 男性)

以前より輪廻転生には関心があったのですが、この著書を読んで今生の生き方に大きな意味、意義があることを学ばせていただきました。(群馬県 Y・Tさん 男性)

カルマから脱する方法・手段について興味をひかれた。自分の人生、転生もカルマの影響を受けているのかと思うと不思議な感じがする。(杉並区 H・Tさん 37才 会社員 男)