Psiと気の関係
宗教と科学の統一
本山 博
B6判上製 145頁 定価1,890円
ISBN-87960-036-9-C3014 1986年発行
序
この本は2部より成り立っている。前半の第1部は、Psiエネルギーと気エネルギーの閉係について、体験と実験に基づいて考察したものであり、後半の第2部は、ヨガ行による宗教体験と超心理学的実験に基づいて、宗教と科学の統一について考えたものである。
先ず第1部では、20年余り心霊相談や信仰治療、また超常現象の生物物理学的研究、経絡や気エネルギーの研究をしている間に、Psi能力、Psiエネルギーと、ヨガの身霊医学でいうチャクラ、東洋医学でいう経絡や気エネルギーとの問には、密接な関係のあることが次第に明らかとなってきたので、それらのことを、さらに実験的に確かめてみたことについて纒めてみた。
すなわち、PsiエネルギーがESPあるいはPKの形で働く時、どの経絡、気エネルギーがESP能力と関係して働くか、どの経絡、気エネルギーがPK能力と関係して働くか等を、あるチャクラから Psiエネルギーを放射して光を生ぜしめる実験、アジナチャクラからのPsiエネルギー放射の実験,ESP と経絡との関係を調べる実験等を通して確かめてみた。その結果を纒めて一つにしたのが本書の前半である。
本書の後半である第2部は、40年に及ぶヨガ行を通しての私の宗教体験によって、宗教とは何か、超常的宗教の世界とは何かを身をもって体験してきたことと、生物物理学者、超心理学者として、生体の電気生理学的研究、経絡の研究、超常現象の物理学的研究によって得たこととを比較考察し、両者の違いをふまえつつも、両者の有機的統一を目指して、論理的に、実験的に、体験的に、種々と努力してきたことが、宗教と科学との統一を日指しての一つの小論となったものである。
前半でも後半でも、霊能者M.Y.を被験者とした光の実験をとりあげている。というのは、このような現象の科学的実験による記録はなかなか得がたいので、種々の角度から考察して、その本質を明らかにしたいためである。
前半では、霊能力の根源と考えられるインドヨガでいうチャクラと、PK能力(念力)と、経絡との関係という観点から、この光の実験をとりあげて考察した。
後半では、Psiエネルギーの属する宗教の世界が、光等の物理的現象をその対象とする科学の世界の根底にあって、宗教と科学は矛盾するものでなく、横の同一次元ではなく、存在次元の違う垂直の関係で、あい補い、有機的統一をなすものであるという観点、および、宗教的Psiエネルギーが、光のような物理的エネルギーを産み出すメカニズムはなにかという観点から、この光の実験を考察してみた。実験方法その他については、前半よりも後半の部で、より正確に説明したので、読者の理解を深めるために、前半と重複する部分が多いがそのままにした。
なお、後半では、光の実験の他に文鎮が消失、再現した現象もとりあげて、Psiエネルギーと物理的エネルギーの相互作用のメカニズムを考えてみた。
ところで、本書の前半の実験や実験結果の考察では、古来からのヨガの瞑想、三昧の体験に基づいた身霊医学におけるチャクラのこと、また東洋医学でいう経絡や気エネルギーのことが前提となっているので、前半ではまず、ヨガのチャクラ、ナディ説、東洋医学の経絡説についての概略を述べたいと思う。
| 目 次 著 者 序 文 第I部 Psiと気の関係 ――チャクラ、Psi能力、経絡、気エネルギーの関係について―― T. ヨガの身霊医学(Psi-soma medicine)と東洋医学の経絡、気についての概観 1) ヨガにおける三つの次元の身心と、チャクラ、ナディ‥‥‥‥‥‥‥‥3 (1)チャクラ、ナディについて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 (2)チャクラの位階と機能‥‥‥‥‥‥‥・‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5 2)東洋医学における経絡と気エネルギー‥‥・‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7 (1)12経絡と8奇脈‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥9 (2)経絡と臓器組織との関係‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 (3)チャクラ、臓器、経絡の関係…‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥11 (4)チャクラとPsi能力の種類との関係‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥11 U. Psiについての実験 ――光の実験―― 1)霊能者MのAMIデータ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥14 2)Mに関する霊能カテスト(光の実験)…………‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥16 (I)実験方法と測定法‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥16 (2)ポリグラフについて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 3)光の実験から明らかになったこと……………‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥22 (1)奇蹟についてのキリスト教的解釈を否定する…‥‥‥‥‥‥‥‥‥22 (2)「主観的−客観的科学」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥23 4)結 び…………………………………‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥27 V.RSPとチャクラ、経絡との関係について ――Dr.OnettoによるBSPテストと経絡機能測定―― 1)目 的‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥33 2)実験方法‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥33 3)クラス分け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥35 4)データの処理法‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥37 5)分析と考察…‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥38 (1)有意変化を示した経絡‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥38 (2)有意変化の内容‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥40 @Psi-hittクラス APsi-missクラス BNorma1クラス (3)変化内容を3クラスについて比較考察する‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥43 @ アナハタチャクラと関連する経絡 Aマニプラチャクラと関連する経絡 B スワディスタナチャクラと関連する経絡 Cヴィシュダチャクラと関連 する経絡 6)結論……………………………………‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥44 W.PKテストと経絡変化 1)目 的……………………………………‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥48 2)実験方法‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥48 3)データの処理法‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥49 (1)送り手のデータについて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥49 (2)受け手のデータについて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50 4)分析と考察‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥51 (1)送り手のデータについて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥51 @どの経絡が有意変化を示すか A変化内容について B要約 (2)受け手のデータについて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥55 5)結 論……………………………………‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥57 V.気エネルギーの対人間相互作用について 1)目 的‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥60 2)実験方法…………………………………‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥60 3)データの分析方法‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥61 (1)申し込み順による10人ずつ、6グループについて共分散分析‥‥‥61 (2)正常経絡について共分散分析…‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥62 (3)異常経絡について共分散分析…‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥63 (4)乱数表による六つのグループについての共分敗分析‥‥‥‥‥‥‥‥‥63 4)分析と考察‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥63 (1)受け付け順による六つのグループについて……63 @ 1〜10番のグループ A11〜20番のグループ B21〜30番のグループ C31〜41番のグループ D42〜51番のグループ E52〜60番のグループ F(1)の結論 (2)正常経絡について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥67 @1〜10番のグループ A11〜20番のグループ B21〜30番のグループ (3)異常経絡について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥67 @ 虚の経絡の(L十R)/2 A虚の経絡のD B実の経絡の(L十R)/2 C実の経絡のD D逆転の経絡の(L十R)/2 E逆転の経絡のD F不安定経絡の(L十R)/2 G不安定経絡のD (4)奇数グループと偶数グループについて 共分散分析…‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥69 @奇数グループについて A偶数グループについて (5)(2)〜(4)に基づく結論…‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥71 @受け付け順によるグループ A奇数グループと偶数グループ (6)乱数表による六つのグループについての 共分敗分析と,その結果‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥73 @乱数表1によるグループ A乱数表2によるグループ B乱数表3によるグループ C乱数表4によるグループ D乱数表5によるグループ E乱数表6によるグループ F考察と結論 (7)気エネルギーの他人の経絡への影響を、t検 定とχ2テストで分析する‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥82 @ 1〜10番のグループ A11〜20番のグループ B21〜30番のグループ C31〜41番のグループ D42〜51番のグループ E52〜60番のグループ (8)(7)についての考察と結論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥89 5)コントロールグループについての実験………91 (1)共分散分析の結果‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥92 @乱数表1によるグループ A乱数表2によるグループ B乱数表3によるグループ C乱数表4によるグループ D乱数表5によるグループ E乱数表6によるグループ (2)(1)の考察と結論…‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥95 @有意変化を示した経絡 A臓器系、チャクラ系による分類 B変化の内容 (3)t検定とχ2テストの結果について……………98 @ 1〜10番のグループ A11〜20番のグループ B21〜30番のグループ C31〜40番のグループ D41〜50番のグループ (4)(3)の考察と結論…‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥101 6)全体の結論…‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥102 (1)コントロールー実験テストデータの 共分散分析結果‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥102 @ 気のエネルギーの相互作用は生しうる A変化の内容 B有意変化を示した7経絡の分類 (2)コントロールー実験テストデータのt検定・χ2 テストの結果,有意変化を高頻度に示す経絡…104 (3)気の相互作用で最も変化しやすい経絡‥‥‥‥‥104 @最も変化しやすい経絡 A変化の内容 (4)正常経絡と異常経絡の何れが変化しやすいか・‥105 (5)コントロールグループによる確認‥・‥‥‥‥‥106 @共分散分析結果の比較 At検定、χ2テスト結果の比較 Y.Psi能力あるいはPsiエネルギーと、経絡、気エネルギーとの関係 (1)光の実験から明らかになったこと‥‥‥‥‥‥‥109 (2)ESPテストと経絡測定から明らかになったこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥110 (3)H.M.とK.M.との間のPKテストと経絡測定から明らかになったこと‥‥111 (4)外気エネルギーの相互作用についての実験から明らかになったこと‥‥111 (5)全体の結論…‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥112 (6)Psiエネルギーと気エネルギーの相違について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥113 @Psiエネルギーは物理的時空の制約を受けない A気エネルギーは,物理的次元の時空の制約を受けるのであろうか (7)総括的結論…‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥116 第U部 宗教と科学の統一 1)科学の世界‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥119 (1)科 学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥119 (2)現代科学の対象 ――観測の仕方で異なってみえる――‥‥‥‥‥119 (3)近以法‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥120 (4)原子レベルでは、堅固な物質はない・・・・・・・・・・・121 (5)科学の立場は主客対立の立湯である‥‥‥‥‥‥122 2)宗教の世界………………………………124 (1)信仰…………………………………124 (2)神、絶対者に至るための修行生活‥‥‥‥‥‥‥125 (3)場所的存在の特質‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥126 @ 一切がその内にある Aプラージュナ(彼岸に途して得る智恵)が生ずる B愛 C自由である D場所的意識(超意識)は直接に物を支配する 3)光の実験………………………………129 (1)実験とそのデータ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥129 @実験室 A実験の目的 B実験方法 Cデータの解析 (2)考 察‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥136 @主客合一の状態、Psiエネルギーについて A Psiエネルギーから光が出現するメカニズムについて B Psiエネルギーによって生した光も物理的法則に従う C心による物の支配について 4)宗教的世界は科学的世界の根底にある ――宗教と科学の統一 ――‥‥‥‥‥‥‥‥‥142 5)文鎮の消失と再生‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥143 |
English books guidance site Books by
Hiroshi Motoyama, Ph.D., Ph.D.:
| 元に戻る |